夫の咳が止まらないことを話したら、実家から南天が送られてきました。なんでも南天を煎じたものが咳に効くとのこと。
調べてみると「南天研究所」のサイトにも確かに南天が咳に効くとの記載がありました。
古来より生薬として親しまれてきた「南天」。
経験から、殺菌効果や咳止め効果があるとされてきました。
出典 南天研究所
ちなみに、南天の「ヒゲナミン」という成分に気管を収縮する効果があるそうです。
気管の筋肉上には「β受容体」というたんぱく質があり、
ここが刺激されると筋肉が緩んで気管拡張をすることが解っています。
『ヒゲナミン』は、このβ受容体に作用して、直接に 気管を拡張させていたのです。
出典 南天研究所
そう言えば、夫も病院で気管を広げる効果のある薬を処方されたと言っていました。
どうやら南天が咳に効くという話には科学的な根拠があるようです。南天の持つポテンシャルに期待して、見よう見まねで南天を煎じて飲んでみることにしました。
南天の煎じ方(自己流)
南天の煎じ方は、いろいろ調べてこちらを参考にしました。
葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、含有量はわずかであるために危険性は殆どなく、食品の防腐に役立つ。
出典 Wikipedia
南天の葉にはシアン化水素という猛毒がわずかに含まれるそうなので、ドキドキです。
私が試した南天の煎じ方は次の通り。
1. 南天の実を干して乾燥させる
2. 南天の実を水で洗う
3. 南天の実10〜20gに対し600mlの水で半量に煎じつめる(1時間程度)
南天茶
なんとかそれっぽい飴色の南天の煎じ茶が完成。夫が南天茶を飲んだのは、すでに症状がおさまりかけていた頃なので、実際の効果はいかほどか正直分かりませんが、香ばしく苦味があっていかにも漢方っぽい味がしました。
まとめ
実家から送られてきた南天の実を煎じて南天茶を作ってみました。実際の効果はいかほどか正直分かりませんが、いかにも漢方っぽい咳に効きそうな味がしました。あくまでも自己流なので、お試しになる方は自己責任でお願いします。