今まで、我が家の観葉植物は、受け皿付きの植木鉢で育てていました。
受け皿付き植木鉢の水やりの問題
このように、受け皿付き植木鉢の場合、水やりの度に、受け皿に溜まった水を捨てる必要があります。受け皿に水が溜まったままにすると、根腐れを引き起こす可能性があるからです。それを避けるために、これまでは、
- 受け皿に植木鉢をおいたまま水やりをし、受け皿に溜まった水を吸水スポンジで吸い取る
- バケツに植木鉢を移動して水やりをし、一定時間おいてから植木鉢を受け皿に戻す
- ベランダに植木鉢を移動して水やりをし、一定時間おいてから植木鉢を受け皿に戻す
といった方法で対処していました。
ところが、1つ目の吸水スポンジで水を吸い取る方法では、なかなか綺麗に水を吸い取りきれず、植木鉢を大きくなると、2つ目、3つ目のバケツやベランダに植木鉢を移動する方法も難しくなるという問題があり、頭を悩ませていました。
受け皿のいらない植木鉢レチューザ
そこで購入したのが受け皿のいらない植木鉢、レチューザ(Lechuza)です。我が家はキュービコ(CUBICO)30のチャコールを購入。
レチューザ(Lechuza)とは
レチューザ(Lechuza)とは、従来のように上から水を注ぐのではなく、底から水を吸い上げる「底面灌水システム」を搭載しているドイツ製の植木鉢です。
自然界の植物と同じように土の中から水分を摂る方法を鉢の中で再現することで、水やりの手間を省き、絶妙な水やりのタイミングを実現するそうです。
底面潅水システムセット
レチューザを購入すると、外鉢、ライナー、底面潅水セット(水位計、給水シャフト、専用クレイポン、仕切り板、排水パイプ)など、底面潅水システムに必要なものはすべてついてきます。
ライナーで植替えや移動も簡単
内側のライナーには取っ手が付いており、植え替えや移動も簡単です。
セットをすべて組み立て、土を入れて、そこに観葉植物を植え替えます。
水やりの間隔が最長で約80日
レチューザの底面潅水システムによって、水やりの間隔は最長で約80日(12週間)で、長期間、家を留守にする場合も安心です。
レチューザでの水やり
レチューザに植え替えたあと1ヶ月間は、土の上から水やりをして、水位計が最下位(Min)に達したら1週間後に水やりをする、という従来の水やりと同じ方法を繰り返し、その後は、底面潅水システムの給水シャフトから水やりをして、水位計が最下位(Min)に達したら1週間後に水やりをする、という底面潅水の水やり方法に切り替えます。これによって、受け皿に溜まった水を捨てたり植木鉢を移動したりする手間や、水やりの頻度も減り、水やりにまつわるあらゆるメンテナンスの煩わしさから解放されました。
まとめ
底面潅水システムを搭載したドイツ製のレチューザ(Lechuza)キュービコ(CUBICO)30を購入し、植木鉢の受け皿に溜まった水を捨てたり、植木鉢を移動したりする手間や、水やりの頻度も減り、水やりにまつわるあらゆるメンテナンスの煩わしさから解放されました。