結婚してからも、それぞれ独身時代から使っていたシングルの羽毛布団2枚を使い続けて、これまで5回の冬を越してきました。
今までの羽毛布団の問題
今まで使っていた羽毛布団には、幾つかの問題がありました。
寒い
わたしの羽毛布団は、上京したときに西川で両親に購入してもらったもので、そこそこ暖かいのですが、夫の羽毛布団は、近くのホームセンターで購入したもので、あまり暖かくないという羽毛布団としては致命的な問題がありました。
ペイズリー柄
暖かくて機能的には問題ないわたしの羽毛布団ですが、ド派手なペイズリー柄で、薄い色の掛け布団カバーを掛けるとペイズリー柄が透けてしまうという見た目の問題がありました。
シングルサイズが2枚
我が家のベッドはワイドダブルサイズで、その上でシングルサイズの掛け布団を2枚使用していました。見た目と2枚のうち1枚はあまり暖かくないという問題を除けば、それほど不自由はありませんでした。ところが、最近、布団乾燥機を購入したことで、羽毛布団2枚を同時にうまく乾燥できないという新たな問題が勃発してしまいました。
そこで、満を辞して5年越しに新しい羽毛布団を購入することに。
羽毛布団に求める要件
これまでの問題を踏まえ、羽毛布団に求める要件は、
- 暖かい
- 無地
- クイーンサイズ
- 5万円以内
でした。
ひとつめの暖かいという漠然とした要件を詳細化するために、羽毛布団について調べてみました。
羽毛布団の選択基準
羽毛布団の主な選択基準として、
- メーカー
- 羽毛の産地
- 羽毛の割合
- 羽毛のの充填量
- ダウンパワー(かさ高)
があります。
それぞれについて調べ、自分が求める暖かさを満たす要件に落とし込みました。
メーカー
とにかく西川が最強。西川産業、京都西川、西川リビングなど、西川グループ企業にもいろいろなるべく企業がありますが、虚偽の品質表示が多い羽毛布団業界の中でも、西川ブランドであればまず信頼できるということで、西川グループ企業の中から選ぶことにしました。
水鳥の種類
羽毛布団には、ダック(アヒル)かグース(ガチョウ)の羽が使われ、体の大きいグースの羽の方が暖かいとされています。
成長したグースのことをマザーグースと呼び、その羽はさらに暖かいそうです。
予算の範囲内で、マザーグース、または、グースの羽毛布団を探すことにします。
羽毛の産地
羽毛の産地にもいろいろあって、その中でも、ダウンベルトと呼ばれる北緯50度前後の地帯の水鳥の羽毛が良いとされているようです。
ランク順に挙げると、
- ポーランド
- ハンガリー
- ウクライナ、ロシア(シベリア)
- イングランド
- 中国
だそうです。
予算の範囲内で、ポーランド、ハンガリー、ウクライナ、ロシア(シベリア)の中から、なるべくランクが上の産地のものを選ぶことにしました。
ただ、虚偽の産地が表示されていることもあるため、産地だけ判断するのではなく、信頼できるメーカーから選ぶことが重要とのことです。
ダウンの割合
水鳥の羽根には、ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)があります。フェザーと比べると、ダウンの方が暖かいため、羽毛布団もダウンの割合が高ければ高いほど、暖かいとされています。もともとわたしが持っていた羽毛布団の品質表示には、ダウン85%とあったので、それよりも暖かい羽毛布団を手に入れるべく、90%以上を目安に探すことにしました。
ダウンの充填量
ダウンの充填量は、羽毛布団にどれだけの重さの羽毛が充填されているかを示します。クイーンサイズの、冬用の羽毛布団の羽毛の適正重量は、1.9~2.1kgということなので、この範囲で探すことにします。
ダウンパワー(かさ高)
羽毛の良し悪しを測る目安として、ダウンパワー(かさ高)があります。
ダウンパワーとは、羽毛の弾力性を数値化したものて、このダウンパワーの数値が高いほど、暖かいとされています。
一般に、400dp以上が高級とされているようなので、400dp以上を目安に探します。
羽毛布団に求める要件まとめ
これまでの調査をまとめると、羽毛布団に求める要件は、次のようになりました。
- クイーンサイズ
- 無地
- 西川ブランド
- グース
- ダウンの割合90%以上
- ダウンパワー400dp以上
- 充填量1.9〜2.1kg
- ポーランド、ハンガリー、ロシア(シベリア)
- 5万円以内
はじめの要件と比較すると、だいぶ詳細化できました。
羽毛布団の購入
西川リビングの羽毛布団
最終的に購入したのは、
- クイーンサイズ
- 無地(ベージュ)
- 西川リビング
- ハンガリー産
- グース
- ダウン90%
- ダウンパワー400dp
- ダウン1.9kg
- 税抜き59999円(税込64799円)
の羽毛布団です。
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予算が1万円ほどオーバーしてしまいましたが、楽天のスーパーセールでポイントが20倍になっていたことを考慮すると、51859円になるということで良しとしました。
品質表示
さすが安心と信頼の西川ブランド、品質表示もしっかりしています。
羽毛布団の使用感
クイーンサイズということで、ワイドダブルのベッドに掛けても十分の大きさで、それでいてふわふわと軽いのが驚きです。12月現在、羽毛布団1枚でも十分暖かく、毛布を1枚足せば真冬も越せそうです。
側生地の色はベージュで、薄い色の布団カバーを掛けると、羽毛布団の側生地の色が響きそうで心配していましたが、限りなく白に近い薄いベージュで安心しました。
まとめ
クイーンサイズ、無地(ベージュ)、西川リビング、ハンガリー産、グース、 ダウン90%、ダウンパワー400dp、 ダウン1.9kg、税抜き59999円(税込64799円)の羽毛布団を購入しました。サイズ、重さ、暖かさ、色、どれをとっても期待通りで大満足です。